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2007年3月30日 (金)

送別会

 今年度の藤原調査部の送別会が行われた。四名の方が部を去る。

 私にとっては、やはりTさんが転出するのが大きい。入所するときには「奈文研にはTさんがいる。」というのが心強かった。古代の調査を専門とする機関でありながら、古墳時代のエキスパートを抱える懐の深い研究所、という印象があった。佐原さんや田中琢さんが退職したあと、弥生と古墳の大家が不在だった研究所で、ひとり気を吐いていた。(私の入所直後、青銅器の研究者であるI永氏も九大に転出していた。) また一人優れた研究者が奈文研を去ってしまった…。

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2007年3月28日 (水)

現場

 成り行きで助っ人として現場に出ることになった。某古墳にて。ひたすら墳丘の断面図作成。おかげで他の仕事がストップした状態。石神から上がってくる木器の選別と、紀要の編集をしないといけないのだが…。私自信が遺物の原稿を書かないと、その現場の担当者が全体をまとめられず、ゆえに編集もできないという悪循環に陥っている。年度初めに相当頑張らないと…。

 研究の方では、このところヤリばかり見ていた。先日は千賀さんのお世話になって、念願のメスリ山のヤリを見せてもらった。実に興味深い資料が含まれている。頭の中でほぼ構想がまとまったので、あとはいくつか押さえの資料をみて論文をまとめたい。今回は弥生鉄剣以来の大きなヤマになりそうな予感がする。

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2007年3月23日 (金)

ヤリ

 昨日はまたまたヤリの資料調査。兵庫県埋蔵文化財調査事務所の魚住分室へ。兵庫は何回も行っているが、魚住は初めてだった。内場山墳丘墓の資料を実測させていただく。実は以前にも見たことがある。その時の実測図を見ると…日付は2001年1月になってる。内場山は弥生の武器を研究し始めて最初の頃に見たので、もう足かけ7年も同じ研究を続けていることになる。どうりで最初の実測図が気に入らないわけだ。側面図も書いてないし、断面を切る場所もおかしい。今回は写真も撮り直し。

 4月中には資料調査をすべて終えて、執筆に取りかかりたいものだ…。

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2007年3月19日 (月)

北陸

 先週は2日ほど石川に行っていた。目当ては小松の飲み屋「天力」。ではなくてヤリ。分校マエ山1号墳のヤリを見てきた。以前は歴史民俗資料館で展示されていたのだが、その時はガラスケース越しでよく見えない。その後、どこかの特別展でも見たが、手にとって見る必要が生じていた。やはり間近で見ると違う。以前は分からなかった糸巻の範囲が見えた。これで問題がまた一つ解決した。

 同時に小松市立博物館で八日市寺方遺跡の特別展を見る。有袋鉄斧の柄が出ている。中期後半に、北陸に鉄器があったことを物語る資料。もっと強調すべきかもしれない。

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2007年3月14日 (水)

読書

 電車の中でコツコツと読み続けてきた『模倣犯』が大詰めを迎えている。読み始めてから、西大寺-畝傍御陵前の時間が早いこと…。

 考古学関係では松木さんの本を読み終えた。弥生と古墳の鉄剣については、大いに反論の余地がある。

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2007年3月13日 (火)

7年目

 研究所に入って7年目が終わろうとしている。この季節になると、研究所を去る人もいるので、感慨深いものがある。「新陳代謝が早いのがウチの研究所のいいところや。」と牛嶋氏も言っていた。そのとおり。

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2007年3月12日 (月)

論文

 先週末に熊本古墳研究の原稿を完成させた。家に帰ると考古学雑誌が送られてきており、見るとI氏による鉄剣の論文が…。しかも内容的にはかなり重複している。「送るのやめようかなー」と思ったのだが…。分布と性格付けについては少し手薄な部分があるように思えたので、補注を付けてムリヤリ投稿することにした。おかげで私の論文の存在意義は9割くらい失われたと思う。

 ヤリについて、考古学研究会岡山例会で発表してきた。しかし、客席は一般の方が半分、研究者が半分という中途半端な状態…。このくらいの比率が一番困る。一生懸命説明したのだが、一般の方に理解してもらえたのかどうか、心許ない。

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2007年3月 8日 (木)

一段落

 昨日の午後からものすごい勢いで紀要の原稿を書き始め、一通り書けた。図面と全体の調整は後輩にお任せすることができたので、一安心。さらに土曜日の発表用のスライドを作成し、熊本古墳研究のトレースも終わらせる。一気に仕事が片付き始めた。久々に早く帰って洗濯でも…。と思ったら、本屋とCD屋に寄っているうちにいつもの時間になってしまった。

 ACLでは浦和が快勝したらしい。ニュースで小野のゴールも見た。永井も絶好調。どうも、インドネシアのチームはまだACLに対して本気ではないような気がする。つぎのシドニーFC戦が重要かもしれない。

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2007年3月 7日 (水)

仕事

 やっと紀要の原稿を1本書いた。といっても、カンボジアの調査の概要で、面積の狭い私の調査区について書くことはほとんどない。

 つぎに熊本古墳研究の図面をトレースする。なかなかいい出来だが、この本はA4版のため、実際には博士論文に使えない。もったいない…。

 松木さんの『日本列島の戦争と初期国家形成』を読む。いろんなことを同時に進めすぎて、眼と頭が疲れた。

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2007年3月 6日 (火)

忙しい?

 私は先輩のブログを読むのが趣味なのだが、大学の先生はみんな忙しいらしい。入試が何回もあるのも理由の一つだろうし、地方の大学の場合、地元の整備の委員、市史の編纂、講義…。研究の時間を捻出するのが大変そうだ。師匠は、大学教官は「サービス業」だと言っていた。

 某国立博物館に資料調査に行くと、こちらの学芸員さんも忙しそう。私のようにたびたび資料調査に来る人がいるから、余計忙しくなるのだろうが…。

 うちの研究所は大学や博物館に比べると、圧倒的に研究する時間がある。研究所なんだから、研究ができない環境ではいけない。私のように弥生と古墳が専門の場合は、都城に閉じこもっていても仕方ない。でも、気がつくと紀要の編集の仕事が…。

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2007年3月 5日 (月)

広島

 広島県立歴史博物館に、中出勝負峠の鉄器を見に行ってきた。常設展で見たことはあるが、どうしても裏返して見たかった資料。で、裏返しました。でもわからん。処理の時に薬品が厚く塗られて光っている。それはともかく、ここまで糸巻の範囲が分からないヤリに出会ったことがない。漆が厚く塗られているにしても、ここまで見えないことはないだろう。もしかして、最初から糸巻がないのか!?いずれにしても判断を保留せざるを得ない資料であった…。せっかく福山まで行ったのに…。つぎの加賀市も、そうなりそうで怖い。

 帰りの道中、色々考えたのだが、せっかくここまで見て歩いたのだから、とことんヤリに付き合ってやろう。あと5カ所くらい見れば制覇できるだろう。この研究は来年度まで持ち越しだ!

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2007年3月 1日 (木)

目の疲れ

 発表の資料作りを進めているが、目が疲れて大変。先日はスペアの眼鏡を作りに行って視力を図ったら、数年前よりも低下していることが判明した。子供の頃は眼が良いことが自慢だったのに、ここ数年のパソコンとトレース生活が視力を低下させたらしい。考古学者は眼が命です。大事にしないと…。

 そもそも、今時分布図を手書きで作っているのが問題なのかもしれない。カシミール3Dなるソフトもあるようだし、結局はドットを落とすときにネットの地図を参照しているので、パソコンで作っても同じことのような気がする。そろそろイラストレーターとインデザインを覚えないといけないのだろうか。しかし、さらに眼の疲労が進みそうで怖い。

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