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2011年6月30日 (木)

新刊

 『アイルランド墳丘墓群 ロッホクルーを中心として』(真陽社)を買う。若かりし頃の小林さんや西村さんの写真が載っている。都出先生は不機嫌な表情で、非常に怖そうだ。私が教わった頃の先生は、すでにかなり丸くなっていたのだろうか。

 ついでに『考古学ジャーナル』の新刊を買う。冒頭に穴沢先生が、箕谷の大刀が608年か668年かで、歴史像が大きく変わると書いている。まだ決着は付いていないという認識で良いのだろう。

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2011年6月29日 (水)

円頭大刀

 世田谷区岡本横穴墓の円頭大刀。運よく木製の把頭が残っているので、円頭大刀だとわかる。鳩目金具と単脚足金物はよく見るタイプ。

 今まで鳩目金具のみが出土している事例をたくさん見てきた。おそらく、これと同じ型式だったのだろう。方頭大刀出現のカギを握る資料。

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2011年6月28日 (火)

大極殿

 研究所から第一次大極殿院の報告書が送られてきた。研究所に入って、研修で最初に参加した回廊の現場、平城では最も印象深い西楼の成果が含まれている。

 すぐに読む気にならない分厚さ。

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2011年6月27日 (月)

レスキュー

 石巻市鮎川収蔵庫でレスキュー活動。学院大のS先生、奈良博のI氏、奈文研のみなさんなど、顔なじみも参加。津波で民具が建物の奥に押し流され、考古資料はその下に埋まっている。それをガリと手スコで掘り出す。

 微力ですが、また手伝いに行きます。

 

 

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2011年6月22日 (水)

脱出

 東京に来て唯一?良かったことは、平日開催のJリーグが見られることだ。

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 アビスパ福岡に圧勝して降格圏脱出。これで心おきなく明日から文化財レスキューに行ける。

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2011年6月21日 (火)

型式

 千葉県村上200号墳の大刀。報告書の記述とは異なる点が2つ。①足金物は台状双脚ではない。②責金具に特殊なものが使われている。これまでこの資料を使っている論文、型式から違ってます。実物を見てないんでしょうか?

 共伴した鍔付大刀も興味深い資料。方頭大刀が終わったら調べよう。

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2011年6月19日 (日)

列島展

 列島展の解説@江戸東京博。とにかく1日中立ちっぱなしで疲れる。今年はあまり質問が出なかった。展示品が少なめだからか?

 平城宮東院の展示が一角を占めている。遷都1300年祭には行ったけど東院庭園は知らなかった、という方もいた。

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最悪

 Jリーグ第16節浦和レッズvs清水エスパルス。

 前半から嫌な位置でFKを与え、ボスナーに直接決められて0-1。後半、高原にヘッドを決められて0-2。マゾーラ、梅崎を投入して若干流れが変わり1点返すも、最後は再びボスナーに強烈なFKをくらって万事休す。

 雨の中、ブーイングと怒号の鳴り響く埼スタを後にした。

 監督のペトロヴィッチがレッズのOBでなければ、とっくに放り出しているはずだ。現役の頃の彼はガッツのあるDFだった。まだ燃え尽きてはいないだろう。

 今週は水曜も試合がある。現在まで勝ちなしのアビスパ福岡に負けたら、暴動が起きそうだ。

 

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2011年6月17日 (金)

報告書

 研究所から西トップ寺院の報告書が送られてきた。

 調査経過を読むと、通算6回もカンボジアに行っている。これから遺跡は整備されることになるんだろう。感慨深い。

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2011年6月16日 (木)

ニアミス

 出張先で、つい先ほどまで鹿児島の師匠が来ていたことを知らされる。お会いできなくて残念だ。協会でも会わなかったし。九前研に行けば会えるのだが、今週は列島展の解説…。

 我が浦和レッズは5連続引き分け。次の清水戦は見に行ける。とにかく、降格圏にいると落ち着かない。

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2011年6月13日 (月)

予測

 黒崎さんの本を読む。

 高市大寺が発掘によって解明されたとき、自分の仮説が立証されると高らかに宣言されている。発掘はある程度予測を立てて、何が出るか大見栄を切った方がいい。張り合いがある。

 その反面、自分がかかわった現場で、この本に使われていない成果もある。実はそこから新たな方面に切り込めるのではないか、と思っている。

 またしばらく出張。精神的にかなり不安定な状態…。

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2011年6月10日 (金)

お気に入り

 最近お気に入りの作家は堀江敏幸。『いつか王子駅で』や『雪沼とその周辺』はずっと前から読んでいたが、『河岸忘日抄』、『めぐらし屋』、『未見坂』を読み、『おぱらばん』で完全にハマった。ゆっくりと読みたい日本語。

 論文を書く時は、できるだけ一文を短くするように心がけているが、堀江の文章は長いのにリズムが良い。おかげで最近、文章を短く切りすぎるのも良くないと思いはじめている。

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2011年6月 8日 (水)

交渉

 仕事柄、色んな人と交渉する場面が多いが、今日は空振りが多かった。疲れ倍増だ。

 本屋で黒崎さんの新刊『飛鳥の都市計画を解く』を見つける。「あとがき」を見ると、飛鳥を離れると飛鳥の研究がしたくなると書いてあった。まったく同感で、即買い。

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2011年6月 7日 (火)

把装具

 朴さんから『国内外所蔵 大伽耶文物』が送られてきた。

 何気なくめくっていると、気になる遺物が。東博蔵の単鳳環頭大刀。把間に格子状の装具をはめている。以前、武者塚の銀装圭頭大刀を見た時には、類例を知らなかった。伽耶にあったとは…。

 装飾付大刀をやっている人にとっては、常識なのかもしれんが。

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2011年6月 6日 (月)

お誘い

 N氏から、魅力的な遺跡・遺物見学のお誘いをいただく。行きたいのは山々だが、ちょうどその頃に東北へ行くことになりそうだ。

 関東の弥生時代鉄器も少しずつ資料が増えている。新視点を探るには見直しが必要か。

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2011年6月 1日 (水)

年代論

 和歌山県岩内1号墳出土の大刀。鐶付足金具は亀井囲、連行1号より新しそうだが、最新型式ではない。把頭と責金具が残っていないのが残念。

 森浩一、巽三郎は有間皇子の墳墓とする。私の実年代観は、偶然にもそれに近い。被葬者はともかく、編年上、重要な資料であることは間違いない。

 

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